肥満と遺伝の関係。遺伝子タイプ別の体型・ダイエット方法。

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肥満は食べすぎが原因の1つであることは明らかです。しかし実際には、太りやすい人やたくさん食べても太りづらい人がいるように感じているのではないでしょうか。

肥満にも遺伝子が関係していることがわかっており、遺伝子の変異に応じたダイエットをするとよいといわれています。今回は肥満やダイエットに関連する遺伝子についてまとめます。

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肥満に関連する遺伝子がある

ヒトの遺伝子は約30000種類あるといわれていますが、その中で肥満に関連する遺伝子は約50種類です。その中でも肥満に関連する重要な遺伝子が3つあることがわかっています。

  • β3AR
  • UPC1
  • β2AR

この3つです。遺伝子検査では、この3つの遺伝子の有無を調べることで肥満になりやすい体質か、太りづらい体質かを解析することが可能です。

太りやすい人と太りにくい人の遺伝子の違い

肥満遺伝子に変異、つまり少しの違いがあると太りやすかったり痩せやすかったりします。そのため肥満遺伝子ごとになりやすい体形も違います。また、それぞれの遺伝子ごとに最も適切なダイエット方法があるので紹介します。

①β3-アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)

β3ARは、脂肪分解やエネルギー消費において重要な役割をもつことがわかっています。

この遺伝子をもっていると、もたない人に比べて安静時の代謝量が1日約200kcal少ないため、太りやすいといわれています。内臓脂肪がつきやすく、下腹部がぽっこりと出ているような体形になりやすく、いわゆるリンゴ型の体形になる可能性が高いです。

β3ARは、日本人の約34%に存在する遺伝子です。糖分を分解するインスリンの分泌量が少ないので、メタボリック症候群や糖尿病を発症しやすいことがわかっています。

過剰な糖質を摂るとお腹周りに脂肪がつきやすいので、ダイエットは糖質制限がよいです。糖質制限とは低炭水化物ダイエットともいえますが、今まで摂取していた炭水化物の量を1/3に抑えて、代わりにタンパク質と脂質で補う食事の仕方です。

炭水化物はごはん、パン、パスタやうどんなどの麺類、じゃがいもに多く含まれます。また、適度に息が上がるようなジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がダイエットに効果的と考えられています。

②脱共役蛋白質1遺伝子(UPC1)

UCP1はエネルギー産生に関わる遺伝子で、体脂肪蓄積に関わっています。

UCP1をもっている人はもたない人に比べて、代謝量が100kcal少ないといわれています。脂質を過剰に摂ると下半身に皮下脂肪がつきやすくなるという特徴があり、いわゆる洋ナシ型体形になる可能性が高いです。日本人の約16%がこの遺伝子をもっています。子宮関係の病気やがんを発症しやすいといわれています。

過剰な脂質を摂ると下半身についてしまうので、なるべく脂質を制限した食事を摂ることが推奨されます。脂肪は肉や魚、乳製品に多く含まれています。特に手軽に購入できるファーストフードや洋菓子、揚げ物などは脂質が高いので避けた方がよいです。

③β2-アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)

β2ARは、脂肪分解の亢進に関わるといわれています。

この遺伝子をもつ人は、安静時の基礎代謝量が約200kcal高いので食べても太りづらいといわれています。しかし筋肉もつきにくいので、バナナ型の体形といわれるようにほっそりとしていることが多いです。食べても太らないので羨ましがられるかもしれませんが、太るのが困難で悩んでいる人もいるかもしれません。

一方でβ2ARの遺伝子をもつ人は、一度太りだすと痩せづらいともいわれています。日本人の約16%がこの遺伝子をもっており、低血圧やうつ病、心臓病などを発症しやすいといわれています。

もし肥満になった場合には、適切なカロリーに抑えるような食事が推奨されます。納豆や豆腐、魚などの良質なタンパク質を中心に摂るとよいです。また、筋力トレーニングを中心とした運動療法が適しているといわれています。

肥満の両親から遺伝性はあるのか

日本肥満学会によると、両親ともに肥満の場合には子供の約80%、両親のうちどちらかが肥満の場合には子供の約50%、両親ともに肥満でない場合には子供は約10%が肥満になるそうです。

この結果をみると、肥満に対する遺伝の影響は大きいように感じるかもしれませんが、肥満の原因は、遺伝が3割、生活習慣や環境などが7割といわれています。もちろん両親からの遺伝もありますが、家族で同じような肥満の体形をしている場合には食生活が似ているからかもしれません。

つまり、脂っこいものや甘いものを好む肥満の母親が作る料理はカロリーが高く太りやすい可能性があります。脂っこいものや甘いものを好む母親の料理を子供の頃から食べていると、一緒に暮らしている時だけでなく、成長して独立した後も同じような食事を好む傾向になることがあります。結果として肥満傾向になる可能性が考えられます。

肥満は遺伝する可能性がありますが、肥満遺伝子があるからといって諦めずにバランスのよい食事や適度な運動を心がけることが大切です。

まとめ

肥満に関連する重要な遺伝子は3つあり、太りやすい方はβ3ARかUPC1をもち、太りにくい方はβ2ARをもつことがわかりました。肥満遺伝子をもつ方は、低炭水化物ダイエットや低脂質ダイエットなど体質に合わせたダイエット方法をしたほうがよさそうです。

肥満の原因は、遺伝が3割、生活習慣や環境などが7割といわれているので、肥満遺伝子の有無に関わらず健康的な生活を送って肥満を予防することが大切です。

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